- お客様インタビュー
- 2024年12月24日
【コストカットの成功事例!】肉や魚の自社乾燥を実現して、ペットフードで成功した秘密をオーシーファーム様にインタビュー!
こんにちは!
岡山県で食品乾燥機の製造と販売を行っている、大紀産業 株式会社の広報です!
今回は、大紀産業の食品乾燥機をご購入いただき、大紀産業の食品乾燥機と食品乾燥の乾燥時間などの知識をご活用いただきながら自社の独自の乾燥方法を確立され、外注費用や製作時間のコストカットに成功された企業様に、インタビューのご協力をいただきました。
今回、ご協力いただいたのは、岡山県玉野市で国産・無添加のジャーキーなどのペットフードの製造を行っている「有限会社 オーシーファーム」様!
100%外注乾燥から自社乾燥への切り替え、コストカットできたワケや新製品の開発、今後の展望まで、詳しくお話しを聞かせていただきました!
自社で乾燥したいと考えている方や、
食品乾燥のノウハウがなくて困っている方、
乾燥に関連する費用や時間を短縮したいとお考えの方、
お肉やお魚などの乾燥を他社で断られてしまったという方は、
ぜひともご参考にしていただければ幸いです!
それでは、インタビュー内容をご覧ください!
目次
・「100%外注乾燥」から自社乾燥へ――大きな転換となった外注先からの提案
・大紀産業の「聞いたらすぐに教えてくれる」安心感と乾燥知識をベースに進めた自社研究
・費用と時間のコストカット&10種類以上の新製品の誕生――メリットだらけの自社乾燥
・大紀産業の食品乾燥機を購入してみて……
・インタビューにご協力いただいた企業様!
<100%外注乾燥>から自社乾燥へ――大きな転換となった外注先からの提案
大紀産業(以下、大):現在オーシーファーム様で製造されているほとんどの製品に、大紀産業の食品乾燥機をご使用いただいているという状況なのでしょうか?
宮木 慶 取締役(以下、宮):そうですね、以前からお願いしている製品は引き続き外注の企業さんにお願いしているのですが、干し肉といいますかジャーキー系の製品はほとんどを自社で乾燥しています。
今までは、全ての製品をそれぞれ企業さんに外注していたのですが、4~5年ほど前から自社で乾燥するようになったんです。
もちろん、現在でも外注して製作している製品もありますよ。今まで外注でうまくいっていたものは、そのまま作っていただいています。
大:今まで他社さんに乾燥を依頼されていたところを、自社で乾燥するようになったきっかけというのは、何かあったのでしょうか?
宮:実は、乾燥を依頼していた外注の企業さんからのご提案だったんです。
弊社の製品の中でも特に人気のある「ビッツ」シリーズというものがあるのですが、ささみ肉などを乾燥してから2度、3度とカットしていただく必要があります。
ジャーキーのような長いものであれば、乾燥後に1度カットするだけで良いのですが、それに比べると手間が掛かってしまうんです。
そこで、「自社で乾燥できるように進歩していくのも1つなのでは?」とご提案いただいたのがきっかけでした。
大:外注企業さんからのご提案だったのですね。
しかし、触れたことのない「乾燥」という領域に踏み出されるのは、ご不安だったのではないでしょうか?
宮:そうですね。経験がないので、不安でした。
特に、外注企業さんと同じようなクオリティーで果たして製造できるのかというのが、1番困ったことでもあり、不安だったことでもあります。
それでも、他の外注先さんから注文通りの数量が納品されなかったり、そもそも乾燥を引き受けてもらえなかったりという経験もあったので、製品の安定化のためにも一部の製品でも自社乾燥に挑戦する良い機会だと思って踏み切りました。
今では、新製品のほとんどを自社で製作するほどになったので、外注企業さんにはご提案いただいて良かったです。
大:「引き受けてもらえなかった」というのは、なぜだったのでしょうか?
宮:引き受けてもらえなかった一番の理由は、肉や魚のにおいですね。
肉や魚は乾燥前も生もの独特のにおいがありますし、乾燥後も香ばしいにおいがしてしまいます。外注先の企業さんは、肉や魚の製品ばかりを乾燥しているわけではないので、乾燥機ににおいがついてしまったり近隣の方からのお声もあったりして、なかなか受けていただけないこともあったんです。
大:なるほど。確かに、干し肉などを作られる過程でにおいを気にされている企業様は、大紀産業のクライアント様の中にも多いんです。
その多くの企業が悩んでいるにおい対策は、オーシーファーム様ではどう対策されているのでしょうか?
宮:大紀産業さんの食品乾燥機を4台導入しているのですが、そのうちの2台を、ささみ肉のビッツや馬肉のジャーキー、カジキマグロのスナックなどにおいのあるものの乾燥機専用として稼働しています。さらに、屋外排気なので外の排気口に消臭機を取り付けて対策しています。
もう1台は、においの強くないものを乾燥させるものを。さらにもう1台は、「ものづくり補助金」を活用して購入し、高齢の犬のためのおやつを乾燥させる専用にしています。
大:乾燥するものによって乾燥機を分けられていることと、排気時に消臭機を付けられていることで対策されているのですね、参考になります!
大紀産業の「聞いたらすぐに教えてくれる」安心感と乾燥知識をベースに進めた自社研究
大:自社で乾燥されようと決まったときに、大紀産業の食品乾燥機をお選びいただいたのはどうしてだったのでしょうか?
宮:大紀産業さんとの出会いは、たまたまというか偶然だったんです。
包材などを手配されているメーカーさんとお取引させていただいていたんですが、大紀産業さんとお知り合いだったみたいで。そこで「岡山県の企業同士だし、いいんじゃないですか?」と言っていただいて。
業務用の食品乾燥機ですから一度に乾燥できる量も多かったですし、他のメーカーさんを検討することもなく、そのご縁から大紀産業さんに食品乾燥機の導入が決まりましたね。
大:そうだったんですね。
導入前は、弊社の代表もこちらにお伺させていただいて、「乾燥機が入るかな?」なんてお話もさせていただきましたね。
宮:そうでしたね。
改装前は工場的な空間ではなかったので、そもそも機械が建物内に入るのか見ていただきましたね。
そういった、乾燥機の導入にあたってのご相談をはじめ、購入後もサポートしていただいて、本当に助かりました。
大:うれしいお言葉をありがとうございます。
今までのサポートで、印象的だったものなどはありますか?
宮:一度、乾燥機が動かなくなってしまったことがあったのですが、当日中に来て見ていただいたのは印象的ですね。
乾燥時間なども困ったら大紀産業さんにすぐに相談させていただきました。
聞いたらすぐに教えてくれたので、そこのスピード感がとても助かりました。
あと、食品乾燥機の付属の「乾燥目安表」にも非常に助けられました。
何をどれくらい乾燥したら良いかのノウハウがないので、そこの参考になるものが手元にあったのは結構役に立ちました。目安表でうまくいかなければ、また大紀産業さんにご相談して……を繰り返すことで研究もはかどりました。
大:大紀産業のサポートや「乾燥目安表」などが、オーシーファーム様での研究にご活用いただけたようで光栄です。
自社で乾燥を始められて、求められていたクオリティーにはなりましたか?
宮:最初は思うような乾燥が、なかなかできませんでした。
分かりやすかったのは、形です。ささみ肉や鹿肉などを乾燥した際の縮み方が、外注企業さんのものと自社乾燥したものとでは明らかに違ったんです。自社乾燥の方が縮み方がきれいじゃないというか。
あとは、乾燥ムラですね。同じ乾燥機内でも、上のトレイと下のトレイとでは風の当たり方などが違うので、乾燥ムラが出てしまったんです。
それを解決するために、何度も何度も試して、自社独自の乾燥方法を開発しました。
大:大紀産業でも様々な乾燥ノウハウを開発・研究してきましたが、オーシーファーム様独自のノウハウは、我々も勉強になります!
費用と時間のコストカット&10種類以上の新製品の誕生――メリットだらけの自社乾燥
大:すべてを外注での乾燥をしていた頃と、オーシーファーム様で安定した乾燥ができるようになってからとでは、何か違いは感じられますか?
宮:大きく感じるのは、外注費用や材料の仕入れ費用が抑えられたこと、外注企業さんに依頼していたときよりも短い時間で乾燥ができたこと、新製品開発のフットワークが軽くなったことですかね。
大:かなりのコストカットと新製品の開発に成功されていますね!
それぞれ詳しくお伺いしても良いですか?
宮:まず費用面ですが、100%外注するよりも自社で乾燥する方が費用は抑えられますし、材料費も自分たちが作れるもの・作れる量だけを仕入れられるので、在庫を抱えすぎないで良いというメリットがありました。
時間面では、外注企業さんに依頼をすると発注から納品まで約1週間掛かっていましたが、自社乾燥にしてからは1~2日で乾燥が完了するようになりました。だいたい5~6日もの時間を削減できたんです。
大:費用と時間の削減はどの企業も課題として掲げていますから、それを達成されているのはすごいですね!
大紀産業の食品乾燥機が貢献できているようで、喜ばしく思います!
宮:非常に助かっています!
製品開発の面では、自社で乾燥ができるようになったので、スタッフ各自が何かを思いついたらすぐに試せるようになったんです。
新しい商品が出てくるとラインアップも増えますので、「思いついたらとりあえずやってみよう!」と試せるフットワークの軽さが、売り上げにも直結していくんです。食品乾燥機を導入してから、約10種類ほどの新製品が生まれました。
外注企業さんに頼みづらかったけど、うちで乾燥できるようになったことで製品が生まれたというところはありますね。
大:4~5年もの間に約10種類はすごいですね。
宮:新しいことへの挑戦というのは続けていきたいと思っています。
例えば、パウダーを取り入れるなんていうことも、今後考えてはいます。
それこそ、大紀産業さんの食品乾燥機を使われている方は野菜や果物などを乾燥されている方が多いと思います。なので、野菜や果物のパウダーを使った製品についての教えていただいたり、パウダー化されている企業さんをご紹介いただいたりして、一緒に作っていけたらとおもしろいのかなっていうのは、考えています。
大:ぜひよろしくお願いいたします!
「こんな原料を乾燥したものないの?」と聞いていただければ、我々のお客さまの中にらっしゃればご紹介させていただける可能性もありますので、我々がお役に立てることがあれば、なんでも仰ってください!
他の企業さんともお仕事ができたらということですが、今は他の企業さんと製品を作られることは少ないのでしょうか?
宮:「一緒に研究して製品を」というよりも、現在はペットショップさんのプライベートブランドをOEMで製作していることが多いですね。
これも、頼まれた分量を製作して、外注するよりも短い期間で納品まで行えるので、自社乾燥の強みが出せていると思います。
大紀産業の食品乾燥機を購入してみて……
大:最後に、大紀産業の食品乾燥機をご購入してみていかがだったか、ご感想をお聞かせください。
宮:外注企業さんがいないと製品が作れなかったところから、大紀産業さんの食品乾燥機を導入したことで、自社製作ができるようになったのでとても助かっています。
外注費用や材料費のコストカット、乾燥して納品するまでの時間も外注時と比べて5~6日も時間短縮もできました。気軽に乾燥ができるようになったことで、新たな製品やOEMの受託もできるようになったので、企業としての幅が広がったと感じています。
今年は兵庫県の姫路に新設した工場でも導入させていただきました。
最初の乾燥に不慣れだった時期も、新製品の開発時にも、聞けばすぐに教えていただけるというスピード感と安心感もありがたかったです。
大:こちらこそ、うれしいお言葉ありがとうございます!
今後の大紀産業に期待されていることなどはありますか?
宮:パウダーを取り入れてみようと思っていますので、大紀産業さんの食品乾燥機で野菜や果実をパウダー化されている企業さんをご紹介いただければうれしいです!
あと、うちでは肉や魚を乾燥させるので、乾燥時に血や脂などが出ますから、掃除が少し大変なんです。今は自社で工夫したので掃除がしやすくなったのですが、掃除が簡単になればうれしいですかね。
大:ありがとうございます。
野菜や果実、キノコ類などは乾燥しても手入れは簡単になるようにはしているのですが、肉や魚類の乾燥時のトレイの洗浄をはじめとする掃除・手入れは、我々も課題です。今後も、良いご提案ができるように努めて参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。
本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!
以上、食品乾燥機をご購入いただき、大紀産業の食品乾燥機と食品乾燥の乾燥時間などの知識をご活用いただきながら自社の独自の乾燥方法を確立され、外注費用や製作時間のコストカットに成功された、有限会社 オーシーファーム様のインタビューでした!
いかがだったでしょうか?
現在、自社で乾燥したいと考えている方や、
食品乾燥のノウハウがなくて困っている方、
乾燥に関連する費用や時間を短縮したいとお考えの方、
お肉やお魚などの乾燥を他社で断られてしまったという方など、
お悩みの方はぜひとも大紀産業の食品乾燥機をご検討ください!
オーシーファーム様がご使用くださっているのは、「灯油乾燥機 TB-60」という製品!
業界最大級の大風量で、効率も品質も最高品質の乾燥をご提供できる製品となっています。
60枚ものトレイで、一度に大量の乾燥が可能。
完全屋外排気システムで、乾燥中の水分を含んだ空気を排出することで乾燥効率をUP!
他にも、大紀産業の本格的かつ小型の食品乾燥機は
121,000円(税込)〜
販売していますので下記の販売専用公式ショップから是非ご覧ください!↓↓↓
ご質問やご不安なことがございましたらお気軽に大紀産業までご相談ください。
経験豊富な乾燥のプロが、製品の使い方から乾燥方法までしっかりとサポートいたします!!!
↓インタビューにご協力いただいた企業様!↓
有限会社 オーシーファーム
住所:岡山県玉野市日比5-5-2
TEL:0863-81-5960
HP:https://www.ocfarm.jp/
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8:30〜17:30(土・日・祝を除く)
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