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- お客様インタビュー
- 2025年2月3日
【新規事業へ成長】業務用食品乾燥機で野菜パウダーの製作・販売を実現したみらいフーズ様にインタビュー!
こんにちは! 岡山県で食品乾燥機の製造と販売を行っている、大紀産業 株式会社の広報です!
今回は、新事業に大紀産業の食品乾燥機を導入いただき、ノウハウや製品性能を活かしていただきながら自社製品の売り上げを伸ばされながら数々の委託受注も行っている企業様に、インタビューのご協力をいただきました。
今回、ご協力いただいたのは、岡山県岡山市南区でだしパックや野菜パウダーなどの製造を行っている「みらいフーズ 株式会社 味彩工房」様!
「だしパックや野菜パウダーなどの食品の粉末加工という新事業へ挑戦された経緯」や「今では数多くの企業の粉末化事業を委託できるようになった現在」、「今後の展望」まで、詳しくお話しを聞かせていただきました!
このようなお悩みをお持ちの方には、ぜひ参考にしていただきたい記事となっておりますので、ぜひ最後までお読みくださいませ!
・野菜をはじめとした食品を粉末化したいとお考えの方
・食品乾燥のノウハウがなくて困っている方
・食品の乾燥加工事業にご興味のある方の方
・野菜パウダーの作り方を学びたいと思われている方
・製品化や保存のために野菜乾燥機をお探しの方
・食品の乾燥・粉末加工を請け負ってくれる企業を探したいと考えている方
それでは、インタビュー内容をご覧ください!
目次
・会社の新たな柱を生み出すべく挑戦した、食品乾燥
・「地元企業を選びたかった」導入機器のパートナー選び
・イチから学んだ食品乾燥――大紀産業のノウハウフル活用でサポート!
・製品化と他社からの製造委託をかなえた、積み重ねた食品乾燥の研究
・大紀産業の食品乾燥機を購入してみて……
・インタビューにご協力いただいた企業様のご紹介!
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会社の新たな柱を生み出すべく挑戦した、食品乾燥
大紀産業(以下、大):「みらいフーズ」様といえば、かつお節を製造されている企業様のイメージがあるのですが、どうして「だしパック」や「野菜パウダー」の製造・販売を始められたのでしょうか?
田邉 仁志 代表取締役社長(以下、田):そうですね、カツオの不漁や価格の高騰などの理由で、業界全体が少し不安定になってきていたことが理由です。
会社を支える、もうひとつの“柱”となる売り上げが必要だなと思い、新事業として挑戦しました。
大:そうだったのですね。
かつお節と「だしパック」は連想しやすいのですが、どうして「野菜パウダー」だったのでしょうか?
田:おっしゃる通り、かつお節の経験もありましたから、はじめから乾きものが良いなとは考えていたんです。
生ものは、日持ちの問題やどうしても捨てる部分も出てきてしまいますから。
でも、この乾燥・粉末事業は捨てるものがほぼないんです。
逆に、本来であれば捨てられる部分を商品にできるところに魅力を感じたんです。
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大:私たちのお客さまにも、捨ててしまう野菜がもったいないから何かに活用できないかと悩まれている方は多いです。
田:廃棄として出る量も多いですからね……。
私もここ数年で、売り場に出せないと判断された規格外の野菜、ジュースなどの加工で出た絞りカス、果実の皮などが大量に廃棄されていることを知りました。
農家さんたちが、お金を払って野菜を廃棄していることも知りまして、廃棄の部分を活かすことで、昨今のSDGs的な観点からも良いのではないかと。
そこで野菜パウダーの作り方を調べたり、業務用の野菜乾燥機がないかを探したり、捨てる野菜などを提供いただける会社さんを探したりし始めたんです。
そこで、会社の近くに、野菜や果物の一次加工をしている企業さんがいらっしゃったので相談をさせてもらって「野菜パウダー」をスタートしました。
今は旬の季節にたくさん仕入れて、乾燥させて専用の保存容器で保存するようにしています。3年ほど保存できるようなので、本当に味や風味が落ちていないかもこれから試したいと思っています。
大:なるほど、そのような経緯がおありだったんですね。
それではやはり、弊社の食品をご活用いただいて最初にできた製品は、「だしパック」ですか?
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田:最初からパックというよりも、カツオのパウダーが最初でしたね。
本社が「HACCP」認証工場なので、カツオしか持ち込めなかったんです。
しかも、本当の最初はこれらも他の企業さんに委託して製作してもらっていました。うちでは粉砕機を1台だけ購入して、委託企業さんに乾燥していただいたものを、こちらでパウダーにするという流れだったのですが、それがうまくいかなかったんです。 そこで乾燥から自社でしようと思い、本社ではなく新しく工場を設立して、本格的に新事業を始動させました。
「地元企業を選びたかった」導入機器のパートナー選び
大:自社で乾燥されようと決まったときに、大紀産業の食品乾燥機をお選びいただいたのはどうしてだったのでしょうか?
田:もともと岡山県内の企業さんとして名前は知っていましたし、「コンベックス岡山」などで開催されていた展示会に参加されていたのをよく拝見していたので。
かなり初期段階から、大紀産業さんの食品乾燥機は導入したいなと思っていたんです。
もちろん、他にも候補の企業さんはあったんですが、どこも関西や名古屋、東京など県外の企業さんで。そうなると、壊れたり相談をしたりという際に、「出張費1日●万円」となったりするので厳しいなと。
大:すぐ聞きたい時に、お金や移動時間が掛かるというのが不安要素だったんですね。
田:食品や野菜の乾燥・粉末化の事業は初めてで未経験でしたからね。
すぐに質問できたり、困ったときにすぐに駆け付けてくれたりという安心感が、地元企業さんにはありました。
だからこそ、長期的に運用するなら、地元企業の製品が良いなと思ったんです。 本当は、全ての機械を地元企業さんで揃えたかったんですけど、実際に岡山の企業さんは大紀産業さんだけですね。
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大:そうだったのですね。かなり早い段階からお選びいただいて、ありがとうございます!
田:こちらこそ、今ではたくさんの機械でお世話になっています。
業務用の食品乾燥機を2台と、研究用の小型の食品乾燥機が2台、研究用の小型の粉砕機が1台と、製品の乾燥前に素材をスライスするスライサーが1台でしたかね。
この工場が2023年の3月に完成したのですが、最初に導入した機器は大紀産業さんの製品なんですよ。
大:最初の機械にお選びいただけて光栄です!
イチから学んだ食品乾燥――大紀産業のノウハウフル活用でサポート!
大:導入されてからの弊社の対応にはご満足いただけましたか?
田:やはり、困ったときにすぐに来てくれたり、スライサーの替え刃なんかの交換部品が出てくればこちらから取りに行けたりという安心感がうれしかったですね。担当営業さんがとても親切でしたし、説明も丁寧で……はじめからざっくばらんにお話しできたのも良かったです。親切・丁寧なだけでなく、お客さんの紹介もしてくださって、地元企業何社かが集まって、だしの味を見ながら共同で新製品を開発するなんて機会もいただけました。

大:担当者の対応をご評価いただいてありがとうございます!
乾燥機の使用感などについてはいかがでしたか?
田:今まで行ってきたかつお節の製造とは全く違ったので、温度や乾燥時間、乾燥に掛ける際の野菜の大きさまで、イチから勉強しました。
そこで、乾燥機の使い方はもちろんなんですけど、乾燥方法についてもたくさん相談させていただいて。
大紀産業さんの食品乾燥のノウハウが詰まった資料をいただいたり、それをベースに担当営業さんが「こんな感じで乾燥してみてはどうですか?」とアドバイスをくれたりして、心強かったですね。
資料を見て・アドバイスをもらって試してみる、思ったような結果が出なかったら「こんな感じになったんですけど……」とか言いながらすぐに電話で聞いてみる、というのを繰り返しました。
今では自社での研究体制も整ったことで、自分たちで研究を進められる部分もありますが、距離的にも精神的にも「近い」というイメージなんで、聞きやすいし丁寧に教えてくださるし、本当に助かりました。
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大:こちらも、不安なく製品をお使いいただくことは大前提ですが、ご希望の状態での乾燥をしていただくことに対しても、できる限りのサポートはさせていただきたいと考えておりますので、そこでお役に立てて光栄です。
製品化と他社からの製造委託をかなえた、積み重ねた食品乾燥の研究
大:先ほど「研究体制が整った」とおっしゃっていましたが、社内で乾燥の研究をされているのでしょうか?
田:この工場を新設する際に「研究開発室」も設けることを決めていました。現在も、そこで研究するようにしています。
大紀産業さんの食品乾燥機を、大型の業務用とと小型の研究用とで使用しているのですが、大型のものは製品を乾燥するために。小型のものは、製品化できるか試作をしたり素材による乾燥の違いを研究したりするために使用しているんです。 試作の依頼いただくタイミングにもよりますが、現在は研究のスタッフさんが月に4~6回ほど稼働していますね。

大:いきなり大型の乾燥機で大量に乾燥するのではなく、まずは小型の乾燥機で試してみる、ということですね。
弊社の研究体制とすごく似ていますね! 「同じことをしている!」という感動があります!
田:そうなんですね! 重量や水分活性の測定、あとは野菜が多いので大腸菌の測定もできる機械も揃えていますよ。
この研究体制で一番助かっているのはやはりこの小型の食品乾燥機ですね。
大きさが違うだけで、同じ条件・同じ設定で乾燥できるので、研究が捗っています。乾燥させる温度や時間で水分量の変化を調べて、「この温度と時間なら水分量が変わらないな」という判断をして、野菜1種類1種類の乾燥レシピを決めているんです。 そうして乾燥させたものを、この研究用の粉砕機でパウダーにして、野菜パウダーの試作をしています。
この野菜パウダーの作り方で製品をご評価いただけたのか、現在は、他社さんからの乾燥と粉末化の試作の依頼を多くいただいているので、自社製品の製造スケジュールを崩すことなく試作ができるのも助かっています。やはり、小型も大型もですが、乾燥機を使用した後は全て洗浄と殺菌をセットで行いますから、乾燥時間を含めて大型の乾燥機が何十時間も動かせないというのは困りますからね。
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
大:中には、製品化できないというものもありますしね。
こうした研究設備や、製品用の乾燥設備、衛生環境が整備されている企業さんはなかなかいらっしゃらないですね。
私たちのお客さまの中にも、「自社に設備はないが乾燥をしたい」という方がいらっしゃるので、「実は委託先がありまして……」ということで一番に紹介させていただくのがみらいフーズ様なんです。
田:いつもご紹介いただいてありがとうございます。ご紹介いただいた案件の中には、アレルギー品目であるとか、量の問題だとかでお断りさせていただくこともあるんですが、お客さまを紹介いただくのは本当に助かります。
大:こちらこそ、そう言っていただけてうれしいです。
田:最近では、大紀産業さんからのご紹介のほかにも、通販サイトからのお問い合わせもいただけるようになってきたんですよ。
昨年の3月に製品化に成功したんですが、そのタイミングで「楽天」さんの通販サイトに出品したんです。
そこを見てくれた農家さんや加工企業さんが「私たちが持っている素材を、御社の商品と同じようなパウダーにできませんか」と問い合わせしてくださるんです。一般のお客さまのリピーターも増えてきていますし、通信販売に進出して良かったなと思いますね。
大:直接お問い合わせが来るのは素晴らしいですね! では現在は試作の予定はかなり埋まっているような状況ですか?
田:確かに、“詰まり詰まり”ではありますね。一度に2~3件受注して、順番に試しているような形です。中には、実際の商品になる場合もありますから、ありがたい機会ですね。
大:食品乾燥について未知の状態から学ばれて、研究を続けて来られたからこそ、今では自社の製品の製造・販売はもちろん、他社の製造委託まで数多く手掛けられているというのは素晴らしいと思います。
大紀産業の食品乾燥機を購入してみて……
大:最後に、大紀産業の食品乾燥機をご購入してみていかがだったか、ご感想をお聞かせください。
田:他社さんに外注していたカツオパウダーから、大紀産業さんの食品乾燥機を購入したことで、自社で乾燥ができるようになって、自社製品の製造はもちろん、他社の製造委託も受けられるようになって、とても助かっています。
初めて食品乾燥に携わる私たちでも使いやすかったです。それに、分からないことがあれば大紀産業さんに直接聞けるという安心感も助かりました。購入前から購入した後もサポートいただけて、対応も早いし、丁寧に教えてくださるし、親切にしてくれましたし、ありがたかったです。
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大:うれしいお言葉をありがとうございます!
今後の大紀産業に期待されていることなどはありますか?
田:そうですね。最近、他社さんから「野菜のダイスカットはできませんか?」とお問い合わせいただくことも多くなってきましたので、それに対応できる機械導入のご相談などができればうれしいですね。
大:野菜のダイスカットですか! ちなみに、何に使われるんでしょうか?
田:野菜ドレッシングの中に、野菜の細かいのが入っていたりしますよね。あれは、乾燥させた野菜をあの形状にカットしてドレッシングと混ぜているようなのですが、そういったものに使われるようですね。
私たちも、パウダーだけではなくて幅を広げたいと思っているので、ぜひご相談させてください。
大:なるほど、ドレッシングに。ぜひぜひ、こちらこそよろしくお願いいたします! 本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!
以上、食品乾燥機をご購入いただき、新事業に大紀産業の食品乾燥機を導入いただき、ノウハウや製品性能を活かしていただきながら自社製品の売り上げを伸ばされながら数々の委託受注も行っている、みらいフーズ 株式会社 味彩工房様のインタビューでした!
いかがだったでしょうか?
野菜をはじめとした食品を粉末化したいとお考えの方は、
食品乾燥機や粉砕機を使用することで食品を粉末化した「パウダー」にできることをお伝えさせていただきました!
食品乾燥のノウハウがなくて困っている方は、
大紀産業がノウハウを含めた乾燥方法までサポートさせていただけますので、一度ご相談いただければ幸いです!
食品の乾燥加工事業にご興味のある方の方は、
大紀産業の製品とノウハウサポートで、ご経験がなくても乾燥加工事業をスタートしていただけるよう、御社のビジネスに併走させていただきます!
食品の乾燥・粉末加工を請け負ってくれる企業を探したいと考えている方は、
大紀産業の製品を使用して、乾燥加工事業をされているクライアント様をご紹介することも可能ですので、どのような食品の乾燥を委託されたいのか、詳しいお話をお聞かせくださいね!
みらいフーズ様がご使用くださっているのは、「電気乾燥機 E-30H プレミアム」、「電気乾燥機 プチミニⅡ」、「大型粉砕機 ハンマーミル HM-100-S」という粉砕機や、「野菜用スライサー VC-4-T」というスライサーの4種類!
「電気乾燥機 E-30H プレミアム」、「電気乾燥機 プチミニⅡ」については、現在、後継機である「電気乾燥機 E-30HD プレミアム」と「電気乾燥機 プチミニⅡ plus」をご用意しております!
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製品用乾燥機として稼働されている後継機はコチラ!
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電気乾燥機 E-30HD プレミアム
従来の「電気乾燥機 E-30H」では片側のみの熱風吹出方式でしたが、両側吹出方式を自社開発し搭載したことで、エネルギー効率が約15%向上! そのことによって、乾燥時間を短縮することに成功いたしました。
研究用乾燥機として稼働されている後継機はコチラ!
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電気乾燥機 プチミニⅡ plus
家庭用コンセントでも使用できるAC100V電源で稼働する、小型の食品乾燥機。業務用と遜色のない乾燥性能で、業界でも最高レベルの低価格を実現! 家庭用や研究用としてもお使いいただけます。
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121,000円(税込)〜
販売していますので下記の販売専用公式ショップから是非ご覧ください!↓↓↓
ご質問やご不安なことがございましたらお気軽に大紀産業までご相談ください。
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↓インタビューにご協力いただいた企業様のご紹介!↓
みらいフーズ 株式会社 味彩工房
住所: 岡山県岡山市南区藤田650-16
TEL:086-250-0633
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
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